2012年12月30日日曜日

2012

年末と言うことで、私も2012年を振り返って。

今年はブランドをデビューさせて1年目。
2011年8月からスタートしたからまだまだ初めてのことも多い1年だったけど
不安と希望を感じながらも何にでもチャレンジしていこうと思った年。

デザイナーズビレッジの卒業、
アトリエ事務所移転、
ウエディングをテーマにしたブランドmixの展示会への参加、
同展示会の実売イベントの出店者兼オーガナイザーとしての業務、

東急百貨店東横店1階での限定ショップや
リニューアル続きの伊勢丹新宿店でのイベント定期開催、
渋谷ヒカリエ8FでのJFWT(ジャパン・ファッション・ウィーク・東京)内でのイベント、
西武渋谷店での取り組みなど、いろんなことをやってみたな。

合同でのイベントは他のデザイナー・クリエイターさん達と知り合うきっかけになり、
沢山の素敵な刺激を受けた。刺激しあえる仲間がいるって本当に幸せなこと。


アシスタントを常勤で雇用したことことも大きな出来事。
私はデザイナーでもあるけれど経営者でもある。

自分のビジネスを支えてくれるスタッフがいるという喜びと
責任を取るのは他の誰でもない自分なんだというプレッシャー。

自分が経営者であることを改めて意識する大きな出来事。


身近な人の人生の転機などをうけ、自分の生き方、働き方について考えてみたり。
去年よりちょっとだけ俯瞰的に見る時間が出来た。

そういえばAKB総選挙の当日発行のan・anで
大島優子ちゃんがHAVIENA のランジェリーを着けて載ってたのには驚いたな。


ものづくりのほうは流れは分かってきたもののまだまだ。課題満載。
スケジュールを組み立てなおさないと。。

そうそう、今回のコレクション le oiseu(仏語で鳥の意) シリーズはテイスト的には挑戦だった。
今回のレースは孔雀の羽のモチーフで縁取られたちょっと個性的なレース。ファンシーなカワイイ路線メインのドメスティックマーケットでは明らかに異色。

商品があがってきたのもイベント初日の朝だったからすごくバタバタしてしまって。。
でも結果、沢山の方に気に入っていただけてとても嬉しかったし、もっと色んなタイプのランジェリーやプライベート空間を彩るものをご提案したい。


今年も孤独とプレッシャー、そして時間・体力との戦いの波にもまれたけど、
それもひと段落つけば忘れてしまって
お客さまの嬉しそうな顔が麻薬のように創作へと向かわせる。

もっともっといろんなものを作りたい!!


そんなこんなで今年も後もう少し。
1年の区切りをきちんと意識して1年を1つのステップとして上っていきたいと思う。

今年も大変お世話になりありがとうございました。



2012年12月15日土曜日

COMPANY'S BIRTHDAY ☆


0時過ぎてしまったけど、HAPPY BIRTHDAYでした。
私の会社、HAVIENA CO., LTD. 8歳のバースデー。

もう、自分の誕生日よりも感慨深い。

今日はお昼からのバイトの子の代わりに、遅番シフトに入った。

イベントは大変でもあるけれど、目の前で私が作った本人と知らずに
「久しぶりにツボ~! この配色!! ほんとかわいい! くーっ!!
今持ってる下着全部捨てて全部これにしたい。揃えたくなる!」
と何度も連呼してくれるお客さま。

すぐ横で色んな説明をしながら、その言葉に毎回「ズキューン」
と心臓を打ち抜かれる気持ち。

ランジェリーにはまってしまうのはまだまだマイノリティとは自覚ありだけど
その分、ランジェリーにこれだけ反応して、目をハートにして喜んでくれると余計に嬉しい。

安いものでも誰も文句は言わないけれど、
誰よりも自分がその価値を感じられるのが下着。

あなたの下着はあなたの価値観だと思う。

私も下着が合わずに悩むことが無かったらここまで執着しなかっただろう。

でも、自分のコンプレックス(思い込み?)を新しいタイプの下着(私の場合はインポートの下着)を着けることで変えられた。

逆に言うと「こういうのがいい下着」という押し付けられた価値観に縛られていたことに気付いたとも言える。

あのときの衝撃は、私の人生を変える経験だった。

だから私が媒体となって同じような思いをしている人の見方を変えるきっかけになれたら本当に嬉しい。

La porte du jardin secret ~秘密の花園への扉~

今まで知らなかった下着の世界を知ることで
あなた自身が新しい世界を感じるきっかけ(扉)となりたい

と、会社を作ったときから変わらず思っている。